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■作品紹介
売茶翁 亀田窮楽宛消息 生ママ
No.1803101
売茶翁

 亀田窮楽宛消息 生ママ

 「咫尺(しせき)千里、踈活の至り存じ奉り
  候。過日は照臨辱(かたじけな)く存じ奉
  り候。折節 通天へ出店 遣念の事に候。
  此頃は、雨中故(ゆえ)、在庵候まま一両
  日中偏(ひとえ)に相待ち申し候。野偈相
  記し御覧に入れ候。

  僧に非ず道に非ずまた儒に非ず、
  黒面 白鬚 窮禿(きゅうとく)の奴。
  誰か謂わん 金城周(あまね)く弄(ろう)
  を買うと、乾坤都て是れ 一茶壷なり。

  白地に咄々(とつとつ)御一笑下され候。

   十月二日  高遊外
   窮楽先生

  尚々五日は不在候間、御出仕御用心
  下れ候。」

         本紙少シミ有
 紙本横38縦17 総丈横42.5縦88
 紙装 箱入 
 280,000円

 高 遊外(1675〜1763)
 江戸中期の黄檗宗僧、煎茶人、肥前
 (佐賀県)生、俗名・柴山元昭、字・
 月海、11才で龍津寺化霖につき剃髪、
 独湛性瑩等に師事、諸国を行脚、長崎
 にて清人より煎茶法を学び、京都に出
 て煎茶を売る生活を始める、のち還俗
 して高遊外と称するが、煎茶精神の大
 成に尽力、煎茶道の祖とされ、詩文、
 書画、製陶にも通じ、世に売茶翁の名
 で知られた。宝暦13年歿89才。

 亀田窮楽(1690〜1758)
 江戸中期の書家、京都生、名・曳尾、
 通称・久兵衛、別号・無悶子、刀鍛冶
 を業としていたが、のち書で一家をな
 す、画も能くし、性格は洒脱、飄逸、
 酒を好み名利に超然、売茶翁とも交友
 し、梅雨で茶を買うものがない時に訪
 ねていき、これを賑わしたという。
 宝暦8年歿69才。
拡大図
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