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■作品紹介
小林一茶 日記切 (十一幅之内)
No.1809103
小林一茶

 日記切 (十一幅之内)


 花は雲 人はけぶりと なりにけり 一茶
 花陰も 笠ぬけ下に 下にかな    〃
 花の木の もつて生れた あいそかな 〃
 ゆふさりの 呼声すなり 春の山   〃
 乙鳥の 来る日を 吉日の 味噌煮かな〃
 御庭に 立ちはだかつて 山ざくら  〃
 豆蔵が 口まねもする 乙鳥かな   〃
 どれもどれ どれも口まめ 乙鳥かな 〃
 うすくとも 早いが勝と すみれかな 〃
 大象も つなぐけぶりや 糸桜    〃
 山虻や 人待てとび 待てとび    〃
 かかり来いと 虻がとぶなり 艸の道 〃

 神風や 虻がおしへる 山のみち  一茶
 とぶ虻に 任せて行けば 野茶屋かな 〃

 夏の主 また云ひけるは 今朝とく起き出
 でて見るに 水鳥の一むれ 遠く田面より
 夥しく立行けるを見しとなん。此あたり 
 年々に来れる雁鴨のたぐひ 一夜宿りて立
 ち行くならひ。それよりは一日一日 芹も
 青み 小袖一皮へぎて 暖くなり行きけり。
 紙本横25.5縦21 総丈横36.5縦98
 布装 箱入 
 250,000円

 小林一茶(1763〜1827)
 江戸後期の俳人、信濃(長野県)生、
 名・弥太郎、信之、別号・俳諧寺、菊
 明、雲外等、江戸に出て二六庵竹阿等
 に俳諧を学び、全国各地に俳諧行脚の
 生活を送る、波乱、逆境の生涯の中、
 俗語、方言をたくみに取り入れ、日常
 の生活感情を平明に表現する独自の作
 風で、二万句ともいわれる句を残した、
 著に『おらが春』『父の終焉日記』な
 ど。文政10年歿65才。
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